ユニークでおもしろい企業研修とは?今トレンドのコーチングを利用した研修
ユニークでおもしろい企業研修が注目されています。企業研修のスタイルは時代に応じて変化しており、最近は工夫を凝らしたプログラムを実践する企業も増えているようです。
この記事では、ユニークな企業研修が求められている理由や選ぶポイント、今トレンドのコーチングを利用した研修について解説します。
今までと違う研修を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
今ユニークな企業研修が求められている!その理由は?
ユニークな研修を取り入れる企業が増えている理由には、知識を単に頭で理解するのではなく、実際に使えるようにしてほしいという企業側の思いがあると考えます。
たくさんの人が本を読んだり講義を聞いたりして知識を得ていますが、その知識をすぐに活かせる人はそれほど多くありません。
そこで、座学にとどまらないユニークな企業研修が役立ちます。実体験を交えた研修を通して、知識をより深く理解できるのです。
たとえば、ゲームやアクティビティを取り入れることで、実践的にチームビルディングの基礎を体験できますし、ロールプレイングを取り入れることで、今まで気づかなかった自分の課題を明らかにすることもできます。
さまざまな体験を通して知識を定着させ、実際の業務に活かしやすくなる点は、ユニークな企業研修の大きなメリットと言えるでしょう。
ユニークな企業研修を選ぶポイント
ユニークな企業研修を選ぶときは、まず研修の目的をはっきりさせましょう。スキルをアップさせたいのか、チーム作りを学ばせたいのかなど、目的によって選ぶべき研修プログラムは異なります。
加えて、自社が直面している課題を深く理解することも大切です。
たとえば、社員がなかなか定着しないとお悩みのケースを考えてみましょう。社員の退職を防ぐ対策を講じても効果がないのであれば、社員が辞める理由は別のところにあるのかもしれません。社員が辞める理由を掘り下げて考えることで、本当に解決すべき根本的な課題が見えてくるでしょう。
とはいえ、自分たちだけでは真の課題が見えにくいケースも多くあります。そのような場合は外部の研修企業に相談するのもひとつの方法です。
独自の視点から自社の課題を分析してほしい、自社に合った研修プログラムを提案してほしいとお考えの場合は、外部の研修企業の意見も参考にしてみてください。
ユニークな企業研修をお考えならコーチングがおすすめ
ユニークな企業研修として、コーチングを利用した研修が注目されています。とくに人材育成の分野においては、コーチングの活用がおすすめです。
ここからは、コーチングを活用した企業研修についてくわしくお伝えします。
コーチングとは「新たな気づきを与えること」
コーチングとは、会話を通じて、自分自身の中にあるまだ気づいていない答えや可能性を引き出す方法です。
「なんとなくうまく行かない感じ」や「一生懸命やっているのに思うような結果が出ない状況」は、多くの人が経験することでしょう。実は、このような状況においても、答えは自分自身の中にあるものです。
しかし、それをうまく言葉にできなかったり、どう行動にうつせばいいのかわからなかったりして悩んでいるケースは多くあります。
そこで効果的なのがコーチングです。コーチングを受けることで、もやもやとした考えをクリアにし、自分自身を客観的に見る新しい視点を手に入れられます。それにより、真の課題を見つけ出したり、課題に対する新しいアプローチを発見したりすることが可能になるのです。
企業研修にコーチングをおすすめする理由
コーチングサーチでは、コーチングの技術を企業研修に活用することを提案しています。とくに人材育成の分野に関しては、コーチングの手法がダイレクトに役立ちます。加えて、現役で活躍しているコーチが講師をつとめる点も大きなメリットです。
ここで、部下の育成方法に頭を悩ませている上司を対象としたプログラムを例に、コーチが講師をつとめるメリットについてくわしく説明しましょう。
コミュニケーションの取り方や指導の方法、部下のモチベーション維持など、部下にどのように接したら良いのかわからない上司は多くいます。このような上司に対して大きな力となるのが、講師をつとめるコーチの経験です。
コーチは、1対1のセッションを通じて、多くの個人と深く向き合ってきた経験を持っています。その豊富な経験をもとに、部下への接し方や伝え方について的確にアドバイスすることが可能です。
また、上司が部下にうまく伝えられない思いについても理解しやすいため、上司の気持ちに寄り添ったアドバイスもできます。
これはひとつの例ですが、このようにコーチは参加者と似た立場の経験があることも多くあります。そのため、とくに人材育成分野の企業研修において、優れた講師と言えるのです。
コーチングサーチが行った研修事例3選
ここからは、コーチングサーチが今まで行った企業研修の事例を3つ紹介します。
事例1:上司のための面談力強化研修
上司のための面談力強化研修は、ある中小企業様からのご相談で生まれたプログラムです。
人材流出を止めたいというご相談の中で、経営層が上司層にやや不安をお持ちであることがわかりました。上司としての器を持ってほしい、部下を導ける上司になってほしいという思いがおありでしたので、面談力の強化にフォーカスした企業研修をご提案しました。
このプログラムでは、実際に自分が部下と面談しているシーンを録画し、コーチと共に振り返るフェーズがあります。自分の面談シーンを客観的に見ることで、自身のコミュニケーションスタイルを評価し、改善点を見つけることが可能です。
参加者からは、「自分の面談スタイルに課題があることに気づけた」「部下とのコミュニケーションに自信を持てるようになった」との声が寄せられました。上司と部下の関係が改善したことで、結果的に人材の流出を防げ、組織の足並みがそろってきたとのことです。
▶上司のための面談力強化研修の詳細はこちら
事例2:ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン(DEI)研修
こちらは、企業風土を変える仕組みは作っているけれど、実際にはその仕組みが機能していないとお悩みの企業様からご相談を受けた事例です。
ヒアリングの中で、経営層に根強いアンコンシャス・バイアス(無意識の偏見・思い込み)が企業風土改革の妨げになっていることが明らかになったため、ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン(DEI)研修をご提案しました。
経営層に根強いアンコンシャス・バイアスには、以下のようなものがあります。
- 女性は子育てがあるから重要な管理職を担うのは無理だろう
- 若いから重要な役割を任せられないだろう
- 男性なら残業するべきだろう
- 男性なら転勤は当たり前だろう
経営層の思考が全体の社風となり、このままではこれからの人材獲得競争の時代に負けてしまうという懸念がありました。
この研修では、ディスカッションをメインに、アンコンシャス・バイアスへの理解の深化、DEIへの取り組み方、アンガーコントロールなどの多角的なアプローチで経営層の意識改革を促進しました。
複数回のディスカッションによって、自分の中のアンコンシャス・バイアスを意識でき、新たな気づきを得られたという参加者も多く見られました。経営層の変化が企業全体に良い影響を与え、今後ますますの利益拡大や人材確保につながることが期待されます。
▶ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン(DEI)研修の詳細はこちら
事例3:メンタルトレーニング研修
夢の仕事に就いたものの、現実の厳しさに耐えられず辞めてしまう人がいるというご相談を受け、ご提案したのが新入社員向けのメンタルトレーニング研修です。
5日間のプログラムには、個人活動だけでなくグループ活動も多く取り入れました。思考の言語化や目指すべき方向性の確認、ストレス管理の方法など、メンタルの強化にフォーカスした内容を提供しました。
加えて、個人が「働くことへのやりがい」を見つけることも重要と考え、働くことの目的を意識し言語化することもカリキュラムに取り入れました。
参加者からは「自分について主体的に見つめ直せた」「気持ちの切り替え方を学べた」「自分がなぜこの仕事を選んだのか思い出せた」など、大きな成果を実感している声が多数寄せられています。
▶メンタルトレーニング研修の詳細はこちら
まとめ:コーチングを活用したユニークな企業研修を検討してみよう
最近の企業研修は、ゲームやアクティビティ、ロールプレイングなどを取り入れた参加型でユニークなものが主流です。
中でもコーチングを取り入れた企業研修は、今のトレンドとして多くの企業で実施されています。コーチングでは、自分では気づかない内面の可能性を引き出し、それを実際の行動に変えることを目指します。
もやもやとした課題を抱えている、がんばっても課題を解決できないといったお悩みがある企業様は、コーチングを活用した企業研修を検討してみてください。
コーチングサーチの企業研修についてくわしく知りたい方は、こちらのページからご確認ください。
「こんな研修をしたいんだけど相談にのってほしい」「人事で相談するための簡単な資料が欲しい」という方はぜひお気軽にご相談ください!
この記事を書いたのは
コーチングサーチ
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