ベテランコーチのコーチングで自己肯定感を上げてリーダーシップを身に付けたい【お客様インタビュー!】
従業員160人の会社の経営者であるM.Nさん。
ビジネスの相談も含めてコーチングを受けたいという気持ちから、Coaching Searchで高野慎吾コーチのセッションに申し込んだそうです。
ご自身も過去にコーチの資格取得を目指して勉強をしていた経験があるというM.Nさんに、高野コーチのセッションを受けた感想についてお話を伺いました。
「コーチングの最終目標は人格を上げること」という言葉に共感
M.Nさんが高野コーチのコーチングを受けることになったいきさつを教えてください。
Coaching Searchさんのホームページでコーチを探しているときに高野コーチのプロフィールを拝見し、ビジネスに精通されているという点と、コメント欄に書かれていた「幸せな成功」という言葉に引きつけられて決めました。私は以前コーチの勉強をしていたので、コーチングを受けた経験はありますが、今回はビジネスの相談もしたかったので、ベテランコーチである高野コーチにお願いしました。
初めて高野コーチのセッションを受けたときの印象はいかがでしたか?
コーチングを受ける前は自己肯定感がとても低かったんですが、体験セッションを受けた段階で、その辺りもしっかり確立できそうな気がしました。
自分の考え方を変えられそうだなというのもありましたが、コーチングの最終目的はどこなのかという話になったときに、その人の人格を上げていくことだとおっしゃっていたことにも共感できたんです。
自分にはまだ拙い部分があると感じていたので、会社の経営者としての人格を身に付けていきたいと思いましたし、個人的な部分だけでなく、会社でリーダーシップをとる際にもプラスになりそうな予感がありました。
会社が成長するためのビジョンが明確になり目標が定まった
コーチングを受けてどのくらいたちますか?セッションを受けている頻度も教えてください。
コーチングを受けてから、まもなく1年です。1回90分のセッションを2週間に一度のペースで受けています。このペースが私にはベストですね。1カ月に一度だと少ないですし、毎週だとちょっと忙しいです。1回90分のセッションはやや長めかもしれませんが、いつもあっという間に終わってしまいます。
年間セッションを重ねてきた感想を教えてください。
高野コーチのセッションを受けたことで、会社として目指す目標や方向性が明確になりました。
それまでは、会社の経営についても、なんとなくうまくやってこれたかなという気持ちでいました。もともと社員が20人ほどの会社を160人の規模まで作り上げてきていたので、この先のビジョンや夢について考えても、内心ここが限界で、この状況をただ維持するだけかなと思い始めていたところでもあったんです。
もちろん、今より2倍・3倍と成長したいという気持ちもありましたが、具体的な方法や方向性が定まっていませんでした。
この先もっと会社として成長していくには、まず自分が変わらなければならないということもありますが、ビジョンを持って発信していくことも重要です。高野コーチのコーチングを受けることで、徐々にそのビジョンが明確になって、そこをしっかり目指せるようになってきたと感じています。
会社の成長に合わせて、セッションの中身がこれまでと変わってきている部分はありますか?
セッションの内容自体に変わりはありませんが、私自身が社内の管理職や中間管理職のマネジメントに、コーチングスタイルを反映させたいと考えています。
自分自身だけでなく、社員たちにもコーチングスタイルの良さを理解してもらいながら経営できればいいなと思います。
例えば、1on1ミーティングなどをして社内に浸透させていくことが、組織作りとしては理想ですね。
これまでに印象的なセッションがあれば教えてください。
印象に残っているのは、「部下の能力の引き出し」というセッションです。まず1人が紙に好きな絵を描き、もう1人が、「オープンクエスチョン」と「クローズドクエスチョン」で質問しながら、相手が描いた絵にどれだけ近い絵を描けるかというワークをしました。
そのとき、私も高野コーチも、お互いに相手の想像したものとほぼ同じ絵を描けていたので、質問だけでそこまで意思疎通できたということは効果的な方法なんだなと思いました。
ワークによるセッションが多いのですか?
個人的なことでコーチングを受けていたときは時々ありましたが、会社のマネジメントに関してセッションを受けるようになってからワークはしていません。
普通に会話によるコーチングの中で、質問の仕方や言葉の選び方を勉強したり、その効果を検証したりしています。
セッション内容をマネジメントに生かし、「指示待ち」社員がいなくなった
コーチングの勉強をしているときに受けたセッションと比べて、何か感覚的な違いはありますか?
以前コーチングを受けたときは、答えは自分で持っているというところまでしか到達できませんでした。コーチングで学んだことを、具体的にマネジメントに生かせなかったんです。
でも、今は高野コーチのコーチングを受けながら、マネジメントで実践できるなという実感があります。
これまでの自分は、いわゆる「こうしろ、ああしろ」というトップダウン型の経営スタイルでした。退職者が相次いでしまうなど、いろいろな問題が露呈してきている中で、ちょうどいいタイミングでコーチングを受けられているなという気がします。
コーチングを受けて変わったことはありますか?
自分の意見を言う前に、必ず相手に質問を投げかけて考えを聞くようになってきていると思います。
今まで社員に対してはダメ出しばかりでしたが、今はダメな部分をあえて指摘せず、「こっちのやり方で行こうか」という言い方をするように意識しています。
周りの反応も変わりました。これまではあまり社員からの相談が少なかったんですが、最近は相談されることが増えてきました。
相談してくるときも、「自分はこう思うんですが」と、社員が自分なりの考えも示すようになってきて、「社長の指示待ち」という状態がなくなってきた感じはあります。
高野コーチは組織作りをする人にはおすすめのコーチ
M.Nさんから見て高野コーチはどのような方ですか?
高野コーチは非常に話の引き出しが多く、質問の仕方もうまいコーチだと思います。
セッションが始まると、まず落語でいう「枕」のように他愛のない話からスムーズにセッションに入っていくので、ラポール形成もしやすいです。
ご自分が行かれた料亭の話などをしてくださることもあって、楽しみながらセッションを受けています。
セッションを受けるときは、必ずしも自分や周りの環境が良い状態ばかりではなく、トラブルが起きていることもよくあるのですが、そういう部分にもとても同調してくれるので、気持ちを立て直すことができます。
むしろ、大変な状況の時にセッションを受けた方が、前向きな気持ちになれる気がします。
高野コーチはどういう方におすすめしたいと思いますか?
経営者はもちろんですが、組織を持っている人ですね。社内で人材マネジメントなどに携わっている人にもおすすめだと思います。
インタビュー後記
M.Nさんのお話を伺いながら、多くの社員を抱える会社を経営する大変さや、経営者ならではの苦労があることが想像できました。
そんな中で、高野コーチのセッションがとてもよい影響を与えていることも分かるインタビューでした。インタビューの中で、ご自分のことを社員から恐れられている「ダース・ベイダー」のような存在だとお話されていたM.Nさん。
高野コーチのセッションを受けたことで、マスクの下に隠されていたリーダーとしての人格が目覚めつつあるのでは…と感じました。