コーチングのオリエンテーションとは【月森裕樹子コーチ】
こんにちは、リーダー変容コーチの月森裕樹子です。
私には、クライアントさんと本格的なコーチングセッションを始める前に、絶対に欠かさない大切な習慣があります。
それが、「オリエンテーション」の時間です。
なぜ、わざわざ本セッションの前にこの時間を設けるのか。
それは、ここでの「擦り合わせ」と「合意」こそが、その後のコーチングの旅がどこまで遠くへ行けるかを決める、いちばん重要な土台になるからです。
期待値を擦り合わせ、誤解を解く

コーチングと聞くと、世間一般では「何か正解を教えてもらえる場所」「アドバイスをくれるコンサルティングのようなもの」という誤解が、実はまだ少なくありません。
だからこそ、最初にしっかりと握り合います。
コーチングは、私が答えを与える場所ではないということ。クライアントさん自身の内側にある「本当の願い」や「答え」を、対話を通じて一緒に見つけ出し、引き出していくプロセスであること。
この期待値の擦り合わせを丁寧に行い、お互いが「対等なパートナー」として並走する合意ができて初めて、本当の意味でのコーチングが始まります。
「何を扱いたいか」の奥にあるもの

オリエンテーションの後半では、「今回のコーチングで、具体的にどんなテーマを扱いたいか」をじっくりと聞かせてもらいます。
仕事のキャリア、人間関係、これからの生き方……。
語られるテーマは人それぞれですが、私はただ「事象」を聞いているわけではありません。そのテーマを語るクライアントさんの表情、声のトーン、そして言葉の奥にある熱量に耳を澄ませています。
そして、対話のなかでクライアントさんの目がフッと変わり、「よし、挑戦してみよう」と覚悟を決めた瞬間。
その瞬間の空気の震えを感じるとき、私の胸の奥でも「よし、やるぞ!」という熱い炎が燃え上がります。クライアントの覚悟に、コーチの覚悟が共鳴する。このシンクロニシティ(共鳴)が起きる瞬間が、私はたまらなく愛おしいのです。
変化を起こす「言葉<思考<感情<行動」の法則

コーチングが始まると、私たちはよく「言葉」を使って対話をします。しかし、人が本当に変わり、現実を動かしていくときには、明確なステップ(序列)があります。
それが、「言葉 < 思考 < 感情 < 行動」の法則です。
- 言葉: まず「やってみたい」と口に出してみる
- 思考: 「どうすればできるか?」と頭で組み立てる
- 感情: 「ワクワクする!」「怖いけどやってみたい!」と心が突き動かされる
- 行動: 実際に一歩を踏み出す
オリエンテーションでクライアントさんが見せてくれる「覚悟」とは、まさにこの【感情が震え、行動へと向かうスイッチが入った瞬間】なのだと思います。
共に、まだ見ぬ未来へ

オリエンテーションは、ただの「説明会」ではありません。
誤解を解き、期待値を合わせ、どんな未来を迎えにいきたいかを共有し、お互いの覚悟をカチリと噛み合わせるための時間。
「この人と一緒に、一歩を踏み出そう」
そう思えた瞬間から、もう変化は始まっています。
あなたが「行動」を起こすその日まで、私は最高のパートナーとして、あなたの覚悟に寄り添い続けます。
さあ、次はどんなテーマを一緒に扱いましょうか。
あなたの「よし、やるぞ」に会えるのを、楽しみにしています。
この記事のコーチは

月森 裕樹子コーチ
人事コンサルの俯瞰力と社長直下の現場感覚。本音を戦略に昇華し、自分らしく組織を動かすリーダーとしてのあり方を伴走支援。

