「納得」を追求した40代からの挑戦。北上コーチとの出会いが導いた「自分らしい未来」
40代を迎え、漠然とした将来への不安や焦りを感じていたというI.H.さん。そんな時、偶然出会ったのが北上晴恵コーチのコーチングでした。キャリアの転機を迎え、ご自身の内面と深く向き合ったことで見えてきた「納得」という大切な価値観。一見、コーチングとは縁遠いと感じる方もいるかもしれませんが、I.Hさんの実体験から、北上コーチがどのようにクライアントの「自分軸」を引き出し、変化への一歩を後押ししたのかを紐解きます。コーチングが初めての方や、心にモヤモヤを抱える全ての方へ、温かく寄り添う北上コーチの魅力をお伝えします。

1:初めてのコーチングとの出会い
北上コーチのセッションを受けようと思ったきっかけと、コーチングに対する最初の印象について教えてください。
セッションを受けようと思ったきっかけは、2023年の夏から冬にかけて、ちょうど40歳になった時期に、これからの人生について漠然とした不安や焦りを感じていたからです。仕事のキャリアを含め、人生も半分近く過ぎたかなという頃に、何か変えねばならないと感じていました。しかし、その方向性が定まらず、モヤモヤとした気持ちを誰に相談すれば良いか分からずにいました。そんな時、たまたまコーチングというものを知り、コーチがヒアリングを通じてサポートしてくれるという話を聞き、今の自分に合うかもしれないと感じてセッションを受けてみようと思いました。
北上コーチのことは全く知りませんでしたが、コーチングについて学びたいと思っていた時期でもあったので、コーチングスクールの体験レッスンを受けた際に、そこの代表の方から北上コーチを紹介していただきました。
コーチングを受けること自体に大きな抵抗はありませんでしたが、どこまで何を話して良いのかという点には少し戸惑いがありました。しかし、実際に北上コーチとお会いしてみると、最初の段階で信頼関係づくりをとても丁寧にやってくださいました。この人になら自分の現状や話したいことを全て話せると思えるようになりました。そのおかげで、とても話しやすかったです。
今回、このインタビューを受けてくださった理由を教えてください。
シンプルに言うと、北上コーチへの恩返しがしたかったからです。セッションを受けていた当時、私は人生の方向性も定まっておらず、本当に困っていました。北上コーチはコーチングの枠組みを知らない私にも、非常に丁寧に話を聞いてくださり、友人にも話したことがないような深い部分まで話すことができました。そのセッションを通じて本当に助けていただいたという思いが強く残っています。今回、インタビューの依頼をいただき、北上コーチご自身も新たなチャレンジをしたいとおっしゃっているのを聞いて、私がインタビューを受けることでそのチャレンジをサポートできるのであれば、自分にとっても嬉しいことだと思い、お引き受けしました。
セッションはどれくらいの期間、どのようなペースで行われましたか。また、そのペースについてどのように感じましたか。
セッションは2023年の11月から12月頃に始まり、翌年の1月から2月頃まで、約3ヶ月間行われました。すべてZoomでのオンラインセッションでした。北上コーチが新潟、私が関東にいたため、物理的に会うのは難しかったですね。細かい調整はありましたが、おおまかには隔週ペースで実施していました。
この隔週というペースは、私にとってちょうど良かったです。セッションとセッションの間に考える時間も十分に取れましたし、毎週だと忙しすぎて大変だっただろうと思います。コーチングの初心者にとっては、月に1回、毎週、隔週など、どのペースが良いのか迷うことが多いと聞きますが、私個人の経験としては隔週が生活ペースに一番しっくりきました。月に1回だと忘れてしまうこともありますし、毎週だと忙しすぎることもあるかなと思います。

2:自分の気持ちに向き合えるようになる
セッションを通じてどのような変化がありましたか。
セッションを通じて、日常の中で「これをやった時に自分はどう思うだろうか」と考えるようになりました。北上コーチはセッション中、「それを実際に行うと(考えると)、どういう気持ちになりますか?」と何度も質問し、私が話したことを丁寧に拾い上げてくださったんです。これまでは、仕事や生活の中で経済的な損得などを優先してしまい、自分がどう感じるかという感情面がおろそかになっていたと再認識しました。自分の感情を考えることで、「自分は、意外とこれは嫌だったのだな」と気づくことが増えました。大きな変化だと感じています。
気持ちの変化から、実際に行動面の変化はありましたか。
セッションがきっかけで行動したこととしては、北上コーチから指摘された「何を大切にするか」「どんな感情を持っているか」という点を日常の中で強く意識し続けるようになりました。
コーチに指摘されるまで気づきませんでしたが、私は「納得」という言葉を頻繁に使っていたようです。セッションを通じて自分が「納得」を非常に大切にしていると気づきました。「納得」という言葉は、昔読んでいた漫画の主人公が使っていた言葉で、常に意識できるよう、今はその言葉を記したものを部屋に飾っています。納得できない自分をごまかすことを許せないと感じるようになり、自分自身の状態を客観的に認識できるようになりました。これにより、自分自身をより大切にできるようになったと感じています。
また、この気づきから、セッションから1年ほど経ったときに転職を決断しました。現実的に100%の納得は難しいと理解していますが、生きていく上でどうしても納得できない点があるのであれば、それを無理に続けるのは良くないという考えに至ったのが転職の理由でした。若い頃は勢いでやりたいことを優先出来ていましたが、今は息子と妻がいて、生活を第一優先に考えるようになりました。その中で、多かれ少なかれ自分の気持ちに無頓着になってしまっていた部分を自覚しました。コーチングを通じて改めて自分自身の価値観を客観視できたことが、その後の人生を歩む上で大きなきっかけになっています。
その気づきは、コーチングの中でどのような形でうまれたのでしょうか。
第三者に話したことと、そしてコーチから客観的に自分のことをフィードバックしてもらう過程からだと思います。
毎日自分と付き合っていると、案外自分が何を大切にしているかということは見つけづらいものです。そこをコーチや第三者に話し、自分が良く使っている言葉や繰り返しているフレーズを指摘してもらい、その理由を紐解いていくと、そこに自分が重視している価値観が隠れていました。
私は考え方が0か100かみたいなところがあるのですが、その自覚も話をする中で出てきました。やはり人と話さないと自分の内面の部分に気づく機会は少ないと思います。その機会をいただけたという意味でも、北上コーチにはすごく感謝しています。アドバイスをするばかりではなく、クライアントの鏡になって、映し出すように向き合うということが上手い方なのかなと思っています。
北上コーチのコーチングで印象に残っていることはありますか。
初めてセッションを受けるのでかなり緊張していた私に対して、非常に話しやすく、信頼関係、いわゆるラポールを築くのにそれほど時間がかからなかったことが、まず印象深いです。この方なら、ほとんど包み隠さず話せると、おそらく初回セッションの段階で確信しました。
その後、自分がコーチングの研修を受けた際に感じたことですが、コーチによっては話は聞いてくれるものの強い圧を感じる方もいらっしゃいます。正直、そのようなタイプの方だと苦手意識がありますし、どのようなテーマであっても、圧を感じる方とは話すのが難しいと感じます。あくまで仕事について扱うようなコンサルタントであれば良いのかもしれませんが、やはり心の深い部分について話す際には、威圧感はない方が良いと感じます。北上コーチはとても柔らかい雰囲気をお持ちでした。

3:一歩を踏み出したい人へ。
北上コーチの幅広い知見と温かさは、とても心強いですね。
その通りです。お会いした当初、私はコーチングがどのようなものか明確に理解しておらず、相談に近い状態でした。しかし、北上コーチはまず私の話を非常に丁寧に聞いてくださり、その後、コーチングのフレームワークに沿って、次のスモールステップへと導いてくれました。自分の内にある『どうしたいのか』という思いを、非常に巧みに引き出してくれると感じました。セッションの後には、私が一方的に話していたように感じても、北上コーチが全てをうまく引き出してくれたのだと毎回実感していました。
私が話した内容の中から、次のステップへ繋がるポイントを的確に見つけていらっしゃるのだと思います。そこで、『次に何かできることはありますか』といった形で、うまく質問を挟んでくださっていました。今振り返っても、その点は非常に巧みだと感じます。
どのような方が北上コーチのコーチングに合うと思いますか。また、どのような方におすすめしたいですか。
私の印象では、私のようにコーチングが初めての方、あるいは敷居が高いと感じつつも試してみたい方には非常に良いと思います。私は具体的な課題を持って相談したわけではなかったため、話の内容が多岐にわたることもありましたが、そのような方でも北上コーチは非常におすすめだと感じています。
特定の課題だけでなく、生活や仕事、あるいは将来に対する漠然とした不安など、幅広い内容でも対応いただけるはずです。コーチングでは、たとえば『いつまでに昇進したいからどうすればいいか』といった明確な目標を持ってくる方もいらっしゃると思いますが、北上コーチはそのような具体的な目標に対しても、スムーズに進むようにサポートしてくださると思います。それだけでなく、私のように漠然とした話題であっても、しっかりと寄り添ってくださるので、非常に良いと感じています。
ありがとうございます。良い意味で期待を裏切るというか、コーチングは敷居が高いと感じている方でも、北上コーチの包み込むような雰囲気はフィットしそうですね。
はい、そのフレーズがまさにぴったりです。とても温かく迎えてくださり、その後も優しく包み込んで、一緒に進んでいきましょうという姿勢が強く感じられる方です。
また、気が優しい方には特に良いかもしれません。私自身も積極的に話すタイプではないので、少し話すのが苦手な方や、少し引っ込み思案だけれど、コーチングを受けてみたい方、あるいは正直に言うと他人と話すのが苦手だと感じる方にもおすすめです。実際のところ、話すことはできるけれども、あまり好きではないという方も少なくないと思います。そういった方には、北上コーチは非常に合うはずですので、もしモヤモヤしたこと抱えている方がおられましたら、一歩踏み出して相談してみると、進む道ややりたいことが見えてくると思います。
クライアント様から、実際のセッション時のさまざまなお話を伺うことができました。北上コーチは、オンラインでの相談も今後積極的に進められるため、今回のインタビューは、コーチングを受けようと考えている方々にとって非常に参考になる内容だと思います。セッションがどのように進むのか、どのような気持ちになるのか、最初はどんな雰囲気なのかといった点は、多くの方が知りたい情報。悩んでコーチングにたどり着いた方の声が、誰かの背中をきっと押すはずです。本日はありがとうございました。
この記事のコーチは

北上 晴恵コーチ
安心して話せる場所で、一緒に時間を過ごしませんか?
話したい事がある方はもちろん、何を話したらよいか分からない方も、自分の中で言語されていない言葉を見つけ、自分自身で実感し、感動や、気持ちを認めて、自分自身が大切だと信じる力を体感し行動につなげて行くことが出来ます。
人は誰もが対等で大切な一人です。

