分かっているけど、行動できない。自分のハードル上げすぎてませんか?【松房 滉太コーチ】

転職や自分のスキルアップに向けて資格を取得しよう。
そう思って勉強を始める。
気合を入れて初日は休日に3時間勉強した。
翌日の平日も1時間勉強しようと机に向かう。
数日すぎたあたりで、
「疲れてきたな」
「勉強したくないな」
机に向かうのが億劫になり始める。
日がたつにつれ「やらなければいけない」そう思うほどに億劫になる。
「なんで勉強してるんだっけ」結局行動できなくなる。
こんな経験ありませんか。
これ「ハードルの設定ミス」かもしれません。
やらなければと思うほど億劫になる
何かを始めようと決断した時は「頑張ろう」と普段以上に行動できることがあります。
その勢いで初日の行動を実行する。
例)勉強3時間
ウォーキング2時間
最初はできても数日たつと、仕事で疲れた日、予定が入った日、なんとなくやる気が出ない日もきます。
いつも通りやろうと思っても、
「勉強しんどいな」
「ウォーキング大変だな」
やろうと思えば思うほど、
「大変だ」
「しんどい」
「やりたくない」
そんな感情が湧いてくる。
初日のように気合を入れようとする。
でもなかなか動けない。
気が付けば数時間が経過し、「今日はいっか。明日やろう。」
やらなければいけないのは分かっている。
でも、できない。
「私ってだらしないな」
「私って意志が弱いな」
そうやって自分を責めてしまいます。
「やりたくない」と感じたら、行動のハードルを見直してみる
最初は行動できたのに、
「すぐに億劫になる」
「なかなかやる気が出ない」
そんな時は、最初に設定した行動のハードルが高すぎないか一度確認してみてください。
問題なのは最初に頑張れたことを「これからも続ける基準」にしてしまうことです。
休日に3時間勉強できた。だからこれからも3時間やろう。
1時間ランニングできた。だから次も1時間走ろう。
でも仕事で疲れている日や予定がある日に同じ行動量を再現できるとは限りません。
それでも最初の行動量を基準にすると、行動を始める前から
「今日も1時間やらないと」
「今日もこれだけやらないと」
と感じるようになります。
すると行動そのもののハードルが高くなっていきます。
行動が億劫になる構造
新しいことを始めようと決意する
↓
「頑張ろう」と普段以上の行動量を設定する
↓
最初は実行できる
↓
その行動量が自分の基準になる
↓
疲れている日や忙しい日に再現できなくなる
↓
「今日はできそうにない」と感じる
↓
先延ばしする
↓
「またできなかった」と自分を責める
大切なのは「一番頑張れる日にどれだけできるか」ではなく、
「普通の日でもどれくらいならできるか」です。
少し低いなと思うぐらいが適切なハードル設定
行動を始める時は、以下の3点を意識してみてください。
①忙しい日でもできる「最低ライン」を決める
例えば「毎日1時間勉強する」ではなく「最低10分は参考書を開く」と設定します。
仕事で疲れていても、予定が入っていても、
これならできそうと思えるところまでハードルを下げます。
②始めた日のやる気を基準にしない
始めた日に3時間勉強できたとしても、その3時間を毎日の基準にする必要はありません。
1週間後、1か月後、仕事で疲れている日でも実行できそうか。
そこを基準に行動量を設定します。
③余裕がある日は追加する
最低10分と決めたからといって10分でやめる必要はありません。
最低10分を実行して、
「今日はまだできそう」
と思えば30分、1時間と追加しても大丈夫です。

最低ライン:10分
↓
10分できたら達成
↓
余裕があれば追加する
こうすることで「1時間できなかったから失敗」ではなく
「最低ラインは今日も達成できた」と考えられます。
頑張れる日の行動量ではなく、頑張らなくてもできる行動量を基準にしてみてください。
まとめ
何か新しいことを始める時、最初の勢いで普段以上に頑張ることがあります。
問題なのはその時にできた行動量を、その後も続ける基準にしてしまうことです。
疲れている日、忙しい日、やる気が出ない日、そんな日にも同じ行動量を求めれば行動する前から
「大変そう」
「今日はやりたくない」
と感じやすくなります。
大切なのは、一番頑張れる日の自分ではなく、
普通の日の自分でも実行できる量を基準にすること。
まずは「これなら忙しい日でもできる」
と思える最低ラインを決めてみてください。
10分しかできなかったではなく10分なら続けられた。
この小さな行動を積み重ねながら少しずつ行動量を調整していきましょう。
この記事のコーチは

松房 滉太コーチ
何をやっても続かない、上手くいかない…そんな自分が嫌いだ
続かないのは意志が弱いからでも、根気がないからでもない!
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