役職定年前に考えたいこと。自分の中にあるもの【山本知子コーチ】

こんにちは。山本知子です。

役職定年が近づき、これからの働き方を考え始めると、

「これまでの経験を、これから何に活かせるだろう」

と考えることがあります。

けれど、案外すぐには言葉が出てこないものです。

長く同じ会社で働いてきた人ほど

長く同じ会社にいると、自分がやってきたことや、周囲の人たちが持つ知識やスキルが「当たり前」になっていきます。

その当たり前が、会社の外に出ると大きな強みになることがあります。

私は、人事の仕事を通じて、多くの異動や昇格、転職の場面に関わってきました。

その中で何度も感じたのは、

履歴書に書く経歴だけでは、その人の強みは分からない

ということでした。

強みは、何をやってきたかだけではありません。

周囲の人とどのように関わってきたか。
組織の中で、どのような役割を果たしてきたか。
課題にどう向き合い、変化に対応してきたか。

こうした力は、マニュアルを読むだけで身につくものではありません。

その時々の課題に向き合い、試行錯誤を重ねる中で、少しずつ磨いてきたものです。

社内で「当たり前」になっている経験や周囲との関わり・試行錯誤のプロセスこそが、履歴書には表れない自身の大きな強みになります。

まず、思い出すところから

これからの働き方を考えるときは、

「何をしてきたか」とあわせて、

その経験の中で、何を身につけてきたのかも思い出してみてください。

そして、もう一歩だけ、こんなことも考えてみてください。

なぜ、その選択をしたのか。
譲れなかったことは何か。
守りたかったものは何か。

そこには、これまで大切にしてきたことや、ご自身らしい強みが表れています。

自分の中にあるものが、少しずつ言葉になってくると思います。

これからの働き方を考える際は、経験だけでなく「なぜその選択をしたのか」「何を大切にしてきたか」を掘り下げることが自分らしい強みの言語化につながります。

この記事を書いたのは

山本 知子コーチ

セカンドキャリア、転職、部下との関係、結婚――
迷いが生まれるのは、大切にしているものがあるからです。
あなたの想いを丁寧に言葉にし、
自分で納得できる答えにたどり着けるよう、
安心して考えられる対話を重ねていきます。