コーチング研修は過小評価されている!? 【宇都宮 勇治コーチ】

問題発見力、洞察力、分析力等、上司が求められる能力は多岐に渡ります。
AIに「正解」を求める部下も増えて、教えるだけの上司の存在価値は下がる一方です。
じつはコーチングを学ぶと部下育成力にくわえて、
問題発見力、洞察力、分析力等のマネジメント系の能力が向上します。
たとえば問題発見力について、「現状と理想の差」を確認するコーチングの基本を守れば問題発見への近道となります。コーチングのできる上司は水面下にある問題を見逃さず、議論が迷走する時も方向性を示すことができるのです。
また、個性ごとの傾向や対策をコーチング研修では学べるため、人への洞察力がつきます。
さらにコーチングでは「何が原因で、どう対処するのか?」等の問いで思考するため、分析力も向上するのです。
したがってコーチング研修を受けた人は、ロジカルシンキングやファシリテーション、ハラスメント対策のようなマネジメント系の研修全般に対する飲み込みが早くなります。
ところが、このようにコーチングがマネジメントの基盤となることに気付いている企業の研修担当者は少なく、研修会社やプロコーチもしっかりと説明しているのか疑問符が付きます。
その結果としてコーチングを過小評価し、eラーニングや数時間の研修で済ませる企業が増えているようです。
動画や数時間の研修では理屈は学べてもスキル練習はできないため、「安物買いの銭失い」となりかねません。

そこでコーチングがマネジメントの基盤であることを示すために「対話力シミュレーション研修」と題した1日研修を作りました。
複数の状況設定で上司と部下の「理想の対話」を受講者が書いて、問題発見力、分析力、洞察力等のマネジメント系の能力の発揮具合を自己採点する研修です。
コーチングの基本的な対話法でマネジメント系の能力が発揮できることを解説し、模範解答(対話例)を提示しています。
この研修が高く評価されて継続受注ができれば、コーチングがマネジメントの基盤であることに共感していただけたという仮説です。
その結果はどうだったのか?
社員数が数千や数万の大企業からの継続受注となりました。
コーチング研修はマネジメントの基盤を作るため、上司になれば真っ先に1日ないし2日かけるに値する研修なのです。
この記事のコーチは

宇都宮 勇治コーチ
35年にわたり話を引き出し続けた、本物の実績。
新聞記者を経て、2004年からコーチングの普及を担ってきたプロコーチです。東証プライム上場企業の経営者コーチングから、同業コーチの育成、大学公開講座まで、一握りのプロしか得られない実績を積み重ねてきました。 資格や星評価だけでは測れない「圧倒的な経験」で、経営者・管理職の深層の課題に寄り添います。ぜひお気軽にご相談ください。

