自分の可能性と方向性を見極めるコーチングとは?行き詰まっても大丈夫な自分を実現できる【綿引コーチインタビュー】

「管理職になってから、いろいろと上手くいかずどうしていいのか分からない……」
「自分なりに頑張ってきたけど、今までのやり方に行き詰まりを感じてきた……」
そんな悩みを抱えていませんか?

確かに、リーダー職に上がるとプレーヤーとは違った能力が問われますので、頑張ってきた方ほど戸惑ってしまうことでしょう。
モヤモヤとした違和感や行き詰まりを感じてしまうお気持ちは、とてもよく分かります。
そんな悩みを解決できるのが、悩める相談者に伴走して可能性と方向性を引き出す「コーチング」です。

この記事では、当サイトが推薦する綿引いずみコーチにインタビューし、行き詰まっても大丈夫な自分を実現するコーチングについて、詳しく解説します。

綿引いずみコーチ

綿引いずみコーチ 略歴

1:偶発的に出会ったコーチング

2:これから置いて行くモノ、持っていくモノ

3:「もう行き詰まっても大丈夫」という強さ

4:自分の可能性と方向性は、コーチングで引き出せる


綿引いずみコーチ 略歴

フォーミュレイト合同会社代表。
米国ニューロリーダーシップ研究所ブレイン・ベースド・コーチング認定コーチ。
豪州ニュー・サウル・ウェールズ大学を卒業後、外資系IT企業・日本飲料メーカーでデジタルマーケティングや管理職を経験。
2015年にコンサルティングとして独立、クライアントさんの悩みをきっかけにコーチングと出会う。
現在は脳科学に基づいたコーチングで、迷えるリーダーの”考える力”を伸ばしている。
趣味は釣り。神奈川県小田原市在住。

偶発的に出会ったコーチング

昇格や転職などの転換期において、その人の能力をフルに引き出す「コーチング」。
綿引コーチがコーチングと出会ったのは、あるクライアントさんの疑問がきっかけでした。

綿引さんがコーチを目指されたきっかけを教えてください。

元々はコンサルタントとして、企業でデジタルマーケティングを教えていました。

ワークショップの振り返りミーティングで、あるクライアントさんから「ワークショップで新しい行動を強く決意しても、通常業務に戻ると元の状態に戻ってしまう」と相談を受けました。
当時の私はその問題に上手く答えられませんでした。

クライアントさんの悩みを解決したいという目的から「新しい行動を人に定着させる方法」を学ぼうといろいろなトレーニングプログラムに当たりました。
そこで出会ったのが「コーチング」でした。
具体的には、ニューロリーダーシップ研究所の「ブレイン・ベースド・コーチング」という、科学的に行動変容を学ぶコースでした。

最初からコーチングではなく、偶発的な出会いだったんですね。そこで学ばれて、最初の疑問は解消されましたか?

はい。簡単に言うと「脳内でおこる閃きが新しい行動を促すモチベーションになる」という構造について、学びました。
つまり、自分自身で気づきを得ない限り、行動は変わらないということ、そして行動が変わるには、コーチング式の対話が有用であることが解りました。

綿引いずみコーチのインタビューの様子

これから置いて行くモノ、持っていくモノ

綿引コーチには主に、悩みを抱える企業のリーダー職がコーチングを求めてやってきます。
通常、コーチングの最初期にはこれから目指す方向性などが話し合われますが、綿引コーチは「持ち物の取捨選択」というユニークなアプローチを採用。
この手法によって、多くの方が自ら気づきを得ています。

綿引さんのクライアントさんには、どんな方がいらっしゃるのですか?

主に企業のマネージャーの方や、個人事業主の方です。個人で受けに来られる方も、リーダー職の方が多いです。

どんなテーマで、どのような悩みを抱えて来られるのでしょうか?

今まで考えてきたことを整理して、さらに行動に移したいと考えている方が多いです。

例えば、部下が動かずモヤモヤしている方や、今までのやり方で成功してきたけど上手く行かない、こんなはずじゃないと感じている方などです。
状況としては、“自分の意図”と“周りに与える影響”にギャップが生じていて、どうにかしたい想いが出発点のように思います。

そんな方にまず、どんなアプローチをするのでしょうか?

最初のセッションで、自分が“今どこにいる”と、認識しているのかを考えていきます。
これまでどのような経験をしてきたのか、どのような考えを持ってきたのか、自分の道のりを振り返っていただきます。
 
そして「今どんなモノを持っていると思いますか?」「これからの道のりには、何を持っていきますか?」「置いていくとしたら、何を置いていきますか?」などを問いかけていきます。

登山のリュックを想像してみる場合もあります。
このやりとりによって、自分がどのような地点にいるのか、気が付いていきます。
 
例えば、新任マネージャーの方であれば、今まではプレーヤーとしてやってきて、成功体験があります。しかし、これからはメンバーにプレーをしてもらい、自分ではなく、チームの成功を導いていくことが求められます。
 
そういう方に「これからどこに行くのか」ではなく「何がリュックに入っているのか、何を置いていくのか」を問うと、自らの転換点に気付かれていきます。
これが、コーチングがもたらす最大のメリットだと思います。
 
企業で自分の成長に向き合っている方の多くは、「どこに行かなければいけないのか」という問いには、比較的すぐに答えられます。ですから、コーチングでは、より深く自分に向き合える問いを投げかけていきます。

初めて聞くお話です。取捨選択のセッション時間ってすごい新鮮ですね。

「自分の事について、こんなに考えたことはなかった」と感想をもつ方が多くいます。
 
評価面談などで話すのは主に能力や業務です。自分を理解するための時間は、どの方にとっても貴重な機会になっていると思います。

綿引いずみコーチのインタビューの様子

「もう行き詰まっても大丈夫」という強さ

綿引コーチのキャッチコピーは「人生100年時代セルフリーダーシップ」。
人生の喜びは「働く」を通して得られるという考えのもと、コーチングでは相談相手が発する「トーン」を注意深く観察します。
そうすることで、クライアントさん自らの手で「もう行き詰まっても大丈夫」という、無敵の強さを身に付けていくのです。

コーチングの際に、心がけていることを教えてください。

クライアントさんの言葉がかもしだす「トーン」を聞き逃さないことに徹しています。話した内容の中に“こうでなきゃいけない”や “しなくちゃいけない”が入っている場合があります。コーチングでは、その考え方を取り出し、一緒に考えていきます。
 
それが、思い込みだったり、自分の考えでなかったりする場合は大きな気づきにつながっていきます。

綿引さんのそのキャッチコピー「人生100年時代セルフリーダーシップ」について、その意図を教えてもらえますか。

私は主に、仕事で行き詰まったり悩みを抱えていたりする方にコーチをさせていただいています。一方で私は、やはり「働くこと」は人生の喜びの大きな部分を占めると考えています。
 
働くことは様々な経験が得られる上に、関係性やチャレンジなど、人間性が豊かになる要素が詰まっています。何より自分のポテンシャルを最大限に発揮できる場になりえます。

ビジネスとプライベートの時間を区分する場合も、自身の価値観に基づいた、ワークライフバランスを自らが選んでいく。そのような人生を送ることができれば、自身にとっても周囲にとってもハッピーなのではないでしょうか。
 
人生100年時代、60歳で働く時間は終わりではなく、その後も自分をどうやって活かしていくのか。どんな仕事をすると、自分は活かされていると思えるのか。
 
自分自身をしっかりと理解し、自らを導いていけたら、たとえ行き詰まったとしても大丈夫だと思えるはずです。自身の理解と導いていくことを、セルフ・リーダーシップと呼んでいます。
 
コーチングは、1人でも多くの方がそうなれるきっかけとして、大きく寄与できると思っています。

今までのコーチングの中で、印象に残っているクライアントさんはいらっしゃいますか?

あるクライアントさんが「もう行き詰まっても大丈夫です」とコーチング後におっしゃってくれました。
働き続ければ、これからも不安は尽きないでしょうし、ストレスとも付き合っていかなければなりません。様々な出来事が予想されるはずですが、その方はそれでも「やっていける」という確信が持てました。
 
人生100年時代に一人ひとりがそう思えるようになれたら、とても素晴らしいですよね。
力みなく自然体で話されていた姿が、とても印象に残っています。

本当に強くて素敵だなと、素直に感じました。

幸せになりたいとか、自分らしくありたいという目標とは異なり、“行き詰まっても大丈夫”と思えるのは、今の自分を信じられる点で、無敵ですね。
 
周囲が変わらなくても、自分の捉え方に向き合うことで強さを得られたら、誰もがもっと生きやすくなるのではないでしょうか。

自分の可能性と方向性は、コーチングで引き出せる

コーチングとの絶妙なバランスを取るために、綿引コーチが最近はじめた趣味が「釣り」。
頭を空っぽにできる釣りは、人生と真剣に向き合うコーチングの味方です。
1人で悩まず、アクティブなコーチに伴走してもらい、自らの可能性と方向性を見定めましょう。

お仕事とは離れますが、綿引さんが今ハマっていることってありますか?

実は、去年から釣りにハマっています。と言っても、1ヶ月に1回行ければいい方です。
 
海岸や堤防からの海釣りを楽しんでいます。
なかなか狙った魚は釣れませんが、たまに釣れると捌いて美味しくいただいています。
釣りの原始的なところが好きです。自分の力で投げて、何も見えない海から生き物を釣り上げる。シンプルですが、糸が引く瞬間はとても興奮します。
 
コーチングは、その人の生き様に真剣に向き合うパートナーシップです。
そのコーチングに全集中するために、なるべく他のことは頭に入れないようにしています。
 
釣りは、浮きや波を眺めている時間が長いので、頭が空っぽになります。
この真逆な感じが、コーチングとのバランスを取るのに合っているのかもしれません。

最後に、コーチングを検討されている方に向けて、ひとことお願いします。

私も会社員時代、いろいろと悩んでいましたが、自分の事は解っていると思っていました。
しかし、自分の背中は見えないように、誰でもブラインドスポット、自分では見えない部分があります。
なので、自分を理解したくなったら、1人で頑張らずに、一緒に考えてもらう相手として、コーチングに来ていただければと思います。
 
そして、自分さえいれば自分は大丈夫だなって感じてもらえるよう、お手伝いをさせてください。誰でも何かしらの価値感を持っていますが、自分だけでは自身の考えや価値感をなかなか引き出せません。
自分に合うコーチを見つけて伴走者としてサポートしてもらうことで、さらなる飛躍が期待できます。

コーチングを受けたい方は、お気軽にご相談を!

今回は、当サイトが推薦する綿引いずみコーチにインタビューし、行き詰まっても大丈夫な自分を実現するコーチングについて解説しました。
クライアントさんの疑問をきっかけにコーチングを学んだ綿引コーチは、持ち物の取捨選択というユニークなアプローチで、悩める相談者の自発的な成長を促します。
コーチングを受けた方からは、今後の可能性や方向性を見定められたと好評です。

コーチの登録・紹介型サイト「Coaching Search」では、能力向上や自発的な成長を望んでいる方に、綿引コーチをはじめとする優秀なプロコーチを紹介しています。
コーチングを受けたい、あるいは少しでも興味があるという方は、お問い合わせフォームよりお気軽にご相談くださいね。

綿引いずみ
コーチページ:https://coaching-search.jp/manage/co-iwatabiki/