株式会社東京物産様

株式会社東京物産様インタビュー

東京物産HP https://tokyo-bussan.com/aboutus.php

コーチングサーチではプロコーチによる社員面談(社員コーチングセッション)を通じて企業の社員様ひとりひとりをサポートしております。また、社員だけでなく、会社のトップである役員の方々にもコーチングをご利用いただいております。

コーチングを受けることによって様々な気づきを促し、自ら考えて行動する自発性を引き出し、自分自身で問題を解決する方法を身に着けることができるようになります。また上司、部下とのコミュニケーションの参考としていただき、社内コミュニケーションが活発かつ円滑に進む機会づくりにもなっています。

今回はコーチングサーチの社員コーチングを1年半実施されている、創業50年の防災の老舗企業東京物産の取締役営業部長 平野武大様へのインタビューです。

日本を災害から守る防災のプロ企業
株式会社東京物産

 私たち株式会社東京物産は創業以来約半世紀、一貫して防災資材・機材の販売と修理を行ってきました。東日本大震災をはじめとした巨大地震や大地震が頻発し、豪雨や台風などによる河川氾濫や突風被害が大規模化しているだけでなく、テロなどの新たな脅威にも晒されている昨今、防災に対する意識と役割は大きく変わりつつあると感じています。

私たちは自治体の消防署で消防ポンプ・消火器ならびにそれらの関連商品・サービスの販売・設置・整備や、企業・自治会等の防災へのアドバイスを行っている会社です。

私たちが取り扱う商品は緊急時や災害時に使用されるものであり、活躍しないことこそが望まれるものです。しかしながらリスクマネジメントに欠かすことのできないこれらの商品が「いざ!」に備え準備されていることで社会に安心を与え、安全をもたらす一因となっているのです。安心・安全で豊かな社会を実現する一翼を担っているという自負を持ち、消防や防災の現場で働く方々と共に、これからも社会に安心・安全を届けつづけたい。創業以来変わらぬ理念のもと私たちは日々業務に当たっています。

社内で問題が起り話し合いが必要だったことをきっかけにコーチングを導入しました

 弊社には以前からあまり言いたいことが言い合えない社風であることや、指示命令系統が一貫して見えにくいなどの意見があり、私自身もそれを感じていました。もっと社内の中を風通しよくオープンにすることでお互いを信頼しあえる楽しい職場づくりができるのではないかと思ってはいましたが、ではどうすればいいか?どう改善すればいいか?が全く分かりませんでした。

そんな折、社内である問題が起り全体としての話し合いが必要だったにも関わらず、率直な話し合いを持つことができないという現実を突きつけられ、それがきっかけで社員コーチングの導入を決めました。ちょうどその時知人にコーチングというものを紹介してもらったタイミングだったので、そんなに良いなら早速やってみようと思いました。

コーチングサーチさんには事前にヒアリングを実施してもらい、問題点を洗い出してもらいました。いろいろな問題点が出てきましたが、改善点だけでなく良い点や肯定的な面もしっかり視てくれてありがたいなと思いました。

個人的な苦手意識もコーチングで改善されてきました

私自身、以前は人と話すことがあまり得意ではなかったので、そんなことも社内の雰囲気に影響していたのかもしれません。今何を言えばいいのかと頭では考えられるのですが言葉がうまい具合に出てこなくて。社員コーチングを受けて1年半になりますがそんな個人的な苦手意識もコーチングで大分改善されてきました。コーチは時間をかけて考えることでどんなに長い沈黙になっても、待ってくれたので、ゆっくりと時間をかけて今言いたいことを整理することができました。その包容力のある姿勢が大変ありがたかったです。

他人と比較しない!縦方向に比べること!
この考え方を部下育成にも生かしています。

 弊社の「ありたい姿」も以前から持ってはいました。どうなりたいのか?どんな職場にしたいのか?という漠然とした理想はあったのですが、何をどう改善したいいかが全く分からず、問題意識はあるにも関わらず、改善には手が着付けられていませんでした。コーチングの中で自分たちの理想を話しているうちに社内のいろいろな問題が改善し、風通しのいい楽しい職場をより具体的に思い浮かべることができて、同時にやる気も上がったような気がします。そして出てきた弊社のありたい姿としては

①地位・能力に関係なく尊敬の念を持った対応ができる関係
②オープンな雰囲気のもと、自由闊達な議論を行う風土
③各個人が現状で満足することを皆で助ける環境

この実現に向けてコーチングを始めました。

社員コーチングを受けてみて、私の担当をしてくださっているコーチは経験値が高く職業人としていろいろな状況も知っていて、役員もやられた経験もあり、過去にこんな失敗をしたなどの失敗談なども話してくださるのでとても参考になります。いろいろな場面でアドバイスももらっています。

またコーチからのフィードバックとして「すごく成長のスピードが早い」と言われたのが嬉しかったですね。他と比較しない!縦方向に比べること!つまり1年前の自分と半年前の自分と今の自分を比較してみると自分の成長が目に見えてわかりますよ、とコーチに言われたことがとても心に残っています。この考え方は部下への教育にも活かしています。部下を他と比べることなくその人が縦方向にどう変化しているのかを評価するように心がけ、又部下にも同じように見ることをアドバイスしています。

社員コーチングを受けて1年半経ち、社員たちも少しずつ成長しているのが分かります。成長とともにぶつかる困難もレベルアップし、それを乗り越える事でまたさらに成長していく、良い循環になってきています。コーチングの最初の時は1時間愚痴で終わってしまうときもありましたが、今ではコーチングの活かし方も大分わかってきて、とても有意義な時間になっています。

しかしながら社員コーチングを受けている社員や役員と、受けていない社員や役員で若干ギャップを感じることがあり、今後は社員の中で対象を広げ、現リーダーでコーチングを受けたいという希望がある人にも受けてもらうことにしました。会社の要であるリーダーがコーチングを受けることにより頼もしい存在として社員を引っ張っていけるように期待しています。

そして社員コーチングと並行して、研修の導入も始めています。研修は社員が情報を共有できて足並みが揃うという利点があり、個人を伸ばす社員コーチングと研修とを一緒に取り組むことでさらに効果を上げるのではないかと考えています。

社員がコーチングを受け始めて自ら動き出すようになり素晴らしい進歩を遂げました

 最初のヒアリングで弊社のいいところをきちんと見て評価してくれる姿勢がとても好感がもて、会社の伸びしろやさらに伸ばしたらいいポイントなど自分たちではわからなかった自分たちの良さを自覚することができました。

自由に議論を交わすという社風がないことや、それによるコミュニケーション不足、問題意識がありながらも行動に移せないなど、様々な改善点がありながらも、社員ひとりひとりが問題を意識できていた上に、これから会社をよくしていきたいという意欲のある人が多く、仕事へのやりがいを持ちお客様のためにという前向きな姿勢を持っている社員がたくさんいたことなど、社員の中の大きなプラス面が見受けられました。このような社員の気持ちはなかなか普段は発見できず、コーチングサーチさんのヒアリングで引き出していただいたことに感謝しています。

弊社の良い点をさらに伸ばすためにご提案いただいたのが「意識改革コーチング」でした。

①社員の肯定的な考えをさらに強化する
②会社をよくしたいという想いを実際の行動に繋げる
③会社の問題意識を「自分のこと」として具体的な行動を促す

という3点に焦点を絞ったコーチング内容を実施してもらいました。

全社的に信頼関係を築き前向きな環境を醸成するために、全員を対象としてポジティブマインドを育むコーチング以外にも、経営コンサルタントとの事業計画会議、社労士による諸制度の見直しなど、総括的にコーチングサーチさんにサポートしていただいています。

コーチングを受けているある女性社員などは、コーチングによって目に見えて変化しました。今までも仕事に真摯に取り組む社員ではあったのですが、コーチングを受け始めて間もなく、会社全体からみて自分の立場でやれることを具体的に動き出すようになり、素晴らしい進歩を遂げました。「意識改革コーチング」の成果だと思います。

社内の風通しが少しずつよくなってきました

 社員コーチングを導入し1年半経って具体的にいろいろなことが変わってきました。以前はコミュニケーション不足などの問題意識は持ってはいたものの、何をどう改善していいか?が全く分かりませんでしたが、コーチングでひとりひとりのその想いを引き出し、実際の行動に移せるようなってきた具体的成果として、今までであれば流していたことに対し、それぞれの中にある「おかしい」「なぜなのか?」に正直になり、上司や同僚に伝えなければならないことを言えるようになってきたなと感じています。思ったことをきちんと伝えられる雰囲気がだんだんついてきて、社内の風通しが少しずつよくなってきました。

コーチングの良さは相手を考えさせることですね。考えさせるコーチほど良いコーチだと思います。簡単には答えが出せない質問をたくさんしてくれるほどいい。私自身最初は質問に対して何をどう考えたらいいのか整理できず沈黙ばかりで固まっていましたが、最近では頭の中に考えを並列し、整理して話すということができるようになってきて、整理組み立ての思考の癖がついてきました。それに伴って人と話したり議論することに苦手意識がなくなってきました。コーチングのおかげだと思います。

自分がコーチングを受けてみると、今まで自分が部下に対してどれだけ一方的な関わり方をしていたかを考えさせられました。相手の話をよく聞いて、相手の考えを引き出すというコーチング的なコミュニケーションとコーチング的な関わり方を学ぶと同時に、「誰しもみんな自分の中に答えを持っている」というコーチングマインドもすごく勉強になりました。答えを教えるのでもなく誘導するのでもなく、その人の考えを引き出してあげるという思考が今まではなかったかもしれません。

部下や同僚とはほとんど社内でしか関わりませんが、みんなそれぞれの生活を持っていて、それぞれの人生を生きています。その人生の中で仕事とどう関わっているかという観点から相手を見て、自分もその視点で仕事を考えると全く違った様子がみえてきますね。その大きな視点の持ち方をコーチングで知れたのは収穫でした。より良い人生を生きていくための一つの要素としての仕事という考え方。自分の人生にとって今の仕事がどういう意味があるか?という考え方。それから相手の中にあるものを引き出すというコーチング的な関わり方は仕事だけでなく、家族との関係やその他のプライベートでも、また自分自身との関わり方にも使えると思います。

貴重な人命を守る要として消防や救命・防災の現場を支え続ける

弊社が取り組む商品は活躍しないことこそが望まれるものではありますが、使用されるときは人命にかかわる重大な場面であることが多く、つまりこれらの機材の修理や性能管理は人命に直結するものであり、ひとつのミスも許されない正確さと真摯さ、そしてプロフェッショナルとしての意識が必要とされます。

安全運用の確保や徹底した性能管理はもとより、各現場のニーズを把握し、社会の潮流を掴むことで、より安全でより使いやすい商品へと継続的に進化させていくことや、技術者としてさらにレベルアップしていくために、社員に対する教育の一環としてコーチングを生かし、自ら考え、自ら行動し、責任感ある人材をこれからも育成していきたいと考えています。

大規模化する災害だけでなくテロなどの人為的災害、また最近ではサイバーテロなど生活への危険が複雑化している中、貴重な人命を守り、安全な生活を維持するために、地域社会の消防や救命、防災の現場で働く人達を支えつづけていきたい。

「いざ!」というときのリスクに備え、安全・安心の社会を守る一翼としてこれからも精進していきたいと思います。