第2回「傾聴」とは

皆さんは、「傾聴」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか?

カウンセリングやコーチングのスキルのひとつであり、その分野で使用される言語であるため、中にはピンと来ない方もいらっしゃるかもしれませんね。

「傾聴」の意味は、漢字の様子からも読み取れそうですが、「耳を傾けて、熱心に聞くこと」とか、「真剣に聞くこと」というような意味があります。

「傾聴」の「聴」という一字を取ってみても、「耳」編に「十四」の「心」と書くように、私達が日常的に使用している「聞く」とはレベルが異なり、深く、質の高い印象を受けますよね。

銀座コーチングスクール(GCS)では、この「傾聴」スキルのことを簡潔に「聴く」スキルと呼び、コーチングにおいて最も重要で基本となるスキルであると位置づけています。

では、この「聴く」スキルを使う目的とはなんでしょうか?

それは、「相手(クライアント)に気持ちよくたくさん話してもらう」ことです。

クライアントは、自分の考えていることや感じていることをコーチに存分に話すことにより、頭の中が整理されていきます。コーチは、クライアントの話をしっかりと聴くことにより安心感を与え、存分に話させることで、本人が頭の中を整理していくのを助けることができます。

コーチは、そのような効果を狙って、クライアントに「聴く」スキルを活用していきます。

ここで、「聴く」際に、コーチに求められることを以下3点ほど挙げておきたいと思います。

  1. コーチは、クライアントの話に心を集中させて、ニュートラル(中立的)な状態で聴くようにします。
  2. コーチは、クライアントの言葉以外のものも聴き取るようにします。具体的には、声の調子や体のしぐさといった点から、感情や本心といったものを読み取るようにします。
  3. コーチは、クライアントにたくさん話してもらうために、「要約」、「言い換え」、「繰り返し」、「沈黙」といった具体的方法を使用します。

ところで、GCSが使用しているテキストでは、カリキュラム構成上、「聴く」スキルを学ぶ前に、「認める」スキルというものを学ぶように設計されています。

「認める」とは、相手(クライアント)に対して心から敬意を払い、クライアントの言動をそのまま「受け止める」ことです(「受け入れる」ではありません)。

このことにより、クライアントは自分が尊重されていると感じ、コーチに対して心を開きます。結果、二人の間には、“信頼関係”という安心して話せる土壌が出来上がります。

つまり、「認める」スキルが土台にあることにより、効果的に「聴く」こともできるようになる、というわけですね。

いかがでしょう?

同じ「キク」でも、「聞く」とは異なり、「傾聴」を表す「聴く」には、このように深い意味と行為があるのです。

もし、あなたが、このスキルを身につけたとしたら、クライアントをはじめとするあなたの周囲の人達は、どのような変化を起こすのでしょうか?そして、あなた自身は...?

その答えは、GCSコーチング無料体験講座の中にあるかもしれません。

全国39ヶ所(2015年3月現在)にあるGCSでお待ちしております。

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