第2回「傾聴」とは

傾聴とは『 相手が大切にしたい思いをそのまま受けとめること 』

少し言葉を加えると、
コーチングアカデミーが考える傾聴とは

①『 この人は何を大切にしたいからこう言うのだろう? 』という視点で、
②『 そう感じているのですね 』『 そう思っているのですね 』という

受けとめ方で話を聴くことです。

けれど、

「人の話をもっと聞いてあげることが必要だ」と知ったからといって、
いきなり気合と根性を入れて人の話を毎日聞き続けたりするのは

危険なのでマネしないでくださいね。

がむしゃらに一生懸命に話を聞こうとすると
自分の心身に良くありません。

あなたが話を聞くことを仕事にするならば、
もしくは仕事の一部にするならば、

先ほどの①と②に加えて、

③人の話を聞けるように自分の心の状態を整えて、
④話を聴く技術を生かして聞くことをお勧めします。

自分の心の状態を整えるとは?

例えば私(橋本)は、10歳から35歳までの間
自分の穏やかな性格が嫌で嫌でしょうがありませんでした。

なぜなら、小中学校の頃は男の子といえば
はきはきした性格の子、笑いをとれる子が人気で
穏やかな性格だとからかわれるばかりだったからです。
35歳になっても引きずっていました。

それでも仕事上で人の面談をする必要があったので
話を聞こうとすると、

相手の話の内容に対して

自分の頭の中で一喜一憂したり、優越感や劣等感を感じたり、
それが顔に出たり、落ち着いて聞いていられないのでした。

今は、自分自身は何を大切にしたいと思っているのかを
繰り返し自分に問いかけて言葉にし、

それを大切にできて喜ぶ自分を「お、喜んでるね」
大切にできなくてへこむ自分を「お、へこんでるね」

とそのまま受けとめるように意識しています。

人に100%はありませんし、
人の思考と感情は常に揺れ動きますから、
その都度意識してやってみています。

それによって、相手の話も落ち着いて聞けるように
なっていくという例の一つを、
自分のケースでご紹介しました。

ここで伝えたいことをまとめると、
上述の③自分の心の状態を整えるとは、

①『何を大切にしたいからこう言うのだろう? 』という視点で、
自分を見つめて答えを探し、

②『 そう感じているんだね 』『 そう思ってるんだね 』という
自分の心の声を受けとめることです。

できそうな部分があったら
ぜひ活用してみてください♪

話を聞く技術を生かすとは?

人には「これが絶対良いんだ」と
思っていることがたくさんあります。

物事は細かく考えるべきだ
物事は俯瞰するべきだ

目的を定めて仕事をすべきだ
目の前の仕事に淡々と取り組むべきだ

夢中になってこそ人生は楽しい
冷静に見られるからこそ人生は楽しい

分類して順序立てる論理思考がいい
バーンといってグッといく感覚思考がいい

人はほめて育てるべき
人は叱って育てるべき

肯定が大事
否定が大事

ポジティブがいい
ネガティブがいい

男性性がいい
女性性がいい

経過が大切
結果が大切
こだわり・直感が大切

話はさらりと聞くのがいい
話は判断しながら聞くのがいい
話は感情に焦点を当てて聴くのがいい

ざっと並べるだけでも、

人が「良い」と思っていることには
相反する組み合わせがこんなにもあります。

実は、、、

すべての人は
これらを100:0 でも 0:100 でもなく
何らかの割合で両方持っています。

ポジティブな人も
ネガティブな人も

ポジティブな側面とネガティブな側面を
両方持ち合わせています。

そして、その割合が
その時の体調や状況や環境によって無意識に
振り子のように揺れ動いています。

より可能性に焦点を当てて聞いていくか
より危険性に焦点を当てて聞いていくか

人が「これが絶対良いんだ」と思っていることは
言い換えると「その人が大切にしたい思い」。

思考と感情の状態が相手に近い方が
相手の話をより聞くことができるとしたら、

相反する組み合わせの両方を生かせるようになることが、
話を聞く技術の一つだというのが私たちの考え方です。

なぜならば、
傾聴とは『 相手が大切にしたい思いをそのまま受けとめること 』
だからです。

相手の『 人生の味方 』になる

日常生活はお互いの大切にしたい思いの
投げ合いになっていることが良くあります。

「サッカー選手になりたーい」という子どもに
「そんなこと言ってないで宿題やりなさい!」と言いたくなる親御さん。

「サッカー選手」はただの思いつきかもしれません。
かっこいいというだけの理由かもしれません。

親御さんが夕飯の準備で大忙しの時に限って
子どもがそんなことを言ってきたりして。

その言葉が生まれる基には欲があります。

『なりたーい』という欲と、
『なりたーい』という話を聞いてもらいたい欲。

年齢に関係なく、
欲は生きるエネルギー源です。

傾聴とは『 相手が大切にしたい思いをそのまま受けとめること 』

大切にしたい思いを受けとめてもらったと感じた瞬間に、
人は自分の欲を満たすだけではなく、
人の役に立つためにもエネルギーを注ぎ始めます。

なぜならば、
話を聞いてもらいたいという欲が満たされるからです。

人への貢献は多くの人が望んでいることです。
そのサポートをできる傾聴は、まさに
相手の方の人生の味方になる大切な道のりなのです。

ぜひ、あなたならではの傾聴のスタイルで
大切な人の人生の味方になっていかれることを願っています。

ご縁に感謝いたします。
あなたにぴったりのコーチングスタイルに出会えますように!

コーチングアカデミー東京校 校長・橋本隆

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