【第3回】たった3分でできるヒント 〜お子さんが真に力を発揮できるために〜

前回は、<1日に3分、週に3回>という「数」についてお答えしました。

「それだけですか?」という心の声も聞こえてきましたが、
今回は、<1日3分、週に3回>ということについてのお話ですので、
このお話に戻していきますと、むさしの学園の1・2年生で取り組んでいる個別の時間が、週に3回なのです。

むさしの学園の低学年が取り組んでいる国語学習には、この「個別」
の他に、通常の読解や文法を学ぶ時間と漢字を学ぶ時間があり、
これまでの経験から、1・2年生では、

・「個別」…週に三時間
・「読解・文法」…週に三時間
・「漢字」…週に三時間

というカリキュラムになっています。そこで、週3回ということを
ご提案しました。

次に、1日に3分ということですが、これは、個別の授業の中で、
1年生や2年生の前半などは、みっちりと子どもの音読をマンツーマンで
教師が横について聞いていくのですが、これがだいたい、3分間ずつ
なのです。

つまり、むさしの学園の子どもたちは、みんな必ず、週に三回は、
三分間、教師と一対一のマンツーマンの関係で関わってもらうことが
できるのです。

この教育により、読み書きの力を向上させることに意味があると私は
思います。そして、さらに大事なこととして、

・子どもと教師の関係を築くことができる。
・子どもたち一人一人の特性に集中することができる。
・子どもたちが、「自分は見てもらっている」という安心感を持つ。

というような、学校生活を送る上での精神的基盤を築くことにこそ、
意味があるような気がしています。

確かに、「たった3分」なのです。

しかし、3分間とはいえ、自分に集中してくれる時間があるというのは、
子どもにとって大きな意味があると私は感じています。

いよいよ次回は最後です。お楽しみに!