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【第4回】たった3分でできるヒント 〜お子さんが真に力を発揮できるために〜

ここまで3回にわたって、たった3分でできるヒントについて書かせて頂きました。

皆さん、いかがでしょうか?
お子さんの様子をご覧になっていますか?

もちろん、ご覧になっているでしょう。
わざわざ、このようなブログを見てくださっている方なのですから、
教育に熱心で、真摯にお子さんに向かわれていることはよくわかります。

そして、熱心で、真摯であるからこそ、イライラされたり、悲しくなったり
されることもあるのだと思います。

時には、少し肩の力を抜いて、ただ、お子さんの様子をご覧になって
みませんか?

たかが3分間のことです。おかしな絵を描いていようと、少々、字が雑で
あろうと、静かに横に座って見ていると、今まで気づかなかったことが
目に入ってくることもあります。

私自身、横に座って子どもたちの読みを聞いたり、書いている姿を見て
いると、ふと、
「あれ、スムーズに読めるようになったな。語彙力がついてきたな」

とか、

「おや、ずいぶん集中して書けるようになってきたな。書き始めるまで
横に座っていれば、あとは集中が続くんだな」

というようなことに気づくことが、たくさんあります。
すると、他でもない、私自身が安心して子どもと関われる材料が増える
のです。

このことは、あえて言葉にしなくとも、子どもたちに伝わっていくよう
です。

もちろん、言うべきことは言わなくてはいけません。

しかし、ともすると、「言い過ぎ」・「指示し過ぎ」になりがちなことを
自戒しておきたいな、と私は思うのです。

「教え込むこと」と「見守って待つこと」のバランスを考えると、

<1日3分、週に3回>

なのではないかな、と思います。

ここでご紹介した

「たった3分でできるヒント」
「個別学習」

について、ご関心のある方は、下のフォームから、お気軽にご連絡ください。

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【第3回】たった3分でできるヒント 〜お子さんが真に力を発揮できるために〜

前回は、<1日に3分、週に3回>という「数」についてお答えしました。

「それだけですか?」という心の声も聞こえてきましたが、
今回は、<1日3分、週に3回>ということについてのお話ですので、
このお話に戻していきますと、むさしの学園の1・2年生で取り組んでいる個別の時間が、週に3回なのです。

むさしの学園の低学年が取り組んでいる国語学習には、この「個別」
の他に、通常の読解や文法を学ぶ時間と漢字を学ぶ時間があり、
これまでの経験から、1・2年生では、

・「個別」…週に三時間
・「読解・文法」…週に三時間
・「漢字」…週に三時間

というカリキュラムになっています。そこで、週3回ということを
ご提案しました。

次に、1日に3分ということですが、これは、個別の授業の中で、
1年生や2年生の前半などは、みっちりと子どもの音読をマンツーマンで
教師が横について聞いていくのですが、これがだいたい、3分間ずつ
なのです。

つまり、むさしの学園の子どもたちは、みんな必ず、週に三回は、
三分間、教師と一対一のマンツーマンの関係で関わってもらうことが
できるのです。

この教育により、読み書きの力を向上させることに意味があると私は
思います。そして、さらに大事なこととして、

・子どもと教師の関係を築くことができる。
・子どもたち一人一人の特性に集中することができる。
・子どもたちが、「自分は見てもらっている」という安心感を持つ。

というような、学校生活を送る上での精神的基盤を築くことにこそ、
意味があるような気がしています。

確かに、「たった3分」なのです。

しかし、3分間とはいえ、自分に集中してくれる時間があるというのは、
子どもにとって大きな意味があると私は感じています。

いよいよ次回は最後です。お楽しみに!

【第2回】たった3分でできるヒント 〜お子さんが真に力を発揮できるために〜

今回は、<1日に3分、週に3回>という「数」についてお答えします。

なぜ、<1日に3分、週に3回>なのか、ということは、何かの研究結果に
基づいているわけではないのですが、私の勤務するむさしの学園小学校で
40年にもわたる実戦経験の中で積み重ねてきたものなのです。

むさしの学園小学校には、「個別」という時間があります。
「読み書きの時間」という言い方をすることもあります。

とりあえず、概要だけをご説明しますと、

・子どもは、本来、楽しんで字を書いたり、文章を読んだりする。
・大人が、成果を要求するから嫌になってしまうのだ。
・しかも、子どもが読み書きの力を発揮するようになるまでには、
個人的な発達の差がある。
・教師は、子どもがいずれ、大いに字を書き、スムーズに文章を
読むようになることを確信して、楽しみに待っていることが重要。

という教育観にに基づき、具体的には、
・通常の国語教科書や岩波子どもの本などの子どもに与えるべき
よい図書を写し書きし、音読する。

ということをします。

次回は、「それだけですか?」という
疑問についてお答えします。

お楽しみに!

【第1回】たった3分でできるヒント 〜お子さんが真に力を発揮できるために〜

今日から全4回にわたって、「たった3分でできるヒント」について紹介させて頂きます。

わずか3分でできるヒント。

それは、

<1日に3分間、それを週に3回お子さんの隣に座り、黙って見守る>

ということです。

「え?
それだけですか?」

そうなんです。それだけなんです。

ただ、よそ事を考えてはいけません。

お子さんのやっていることを真剣に見守るのです。
これは、なかなか難しいことかもしれません。

たったの3分間とはいえ、じっとお子さんの横に座るということは、
簡単なことではありません。

そもそも、いろいろなことに大忙しのお母さんにとって、3分という
時間は、非常に長いものに感じるかもしれません。

「何とか、3分間取りました!」

すると、次の関門が現れます。
それは「黙って」見守るということです。

横に座っていると、いろいろなことが気になってきます。
「ねえ、ちょっとその字を直しなさい。」
「ねえ、そんな変な絵を描くのはやめて、お花でも描いたら?」
これで済めば、まだいい方です。

「あのね、字っていうのはね、あなたの人柄を表すのよ。大きくなったらね、字だけで
人に判断されてしまうこともあるの。
お母さんも、おばあちゃんにすごく言われて、泣きながら直したわ。でも、おかげで、
とっても助かったのよ。
ねえ、この字なに?これ、なんて書いてあるかわからないじゃない。思い出して、
2学期のテストを。あの時、6と0を間違えて、もったいないことをしたじゃない!
そういう小さなことの積み重ねが、人生でも大きな間違いにつながるのよ。
…<あと5分続く>…」

確かに、そうなのです。

・字は人柄を表すでしょうし、
・小さい頃に泣きながらでも身につけたことは、大人になって生きるでしょうし、
・6と0を雑に書くことによる計算ミスはとても多いですし、
・小さなことの積み重ねが人生の大きな成果にもつながる、

と、私も思います。

おわかりでしょうが、一つ一つの事柄は確かに理解できるのですが、
わかっていても、なかなかできないのですよね。
まして、一度に、4つも5つも人生訓を語られても、実行は困難でしょう。

その一方で、

「つい、何かを言iいたくなってしまうんです!」
というのがお母さんのホンネだというのも理解できます。
ですから、
<1日に3分間、それを週に3回お子さんの隣に座り、黙って見守る>

というのは、簡単なようで、なかなか難しいことなのだと思います。

「子どもの横で、黙って見守ることの難しさはわかります。
私自身、ついつい、子どものやっていることに口出ししてしまって、
嫌なムードになるんです…
でも、なんで、1日3分なんですか?あと、週に3回なんですか?
それに、黙って見ていたら、何がいいんですか?
黙って見てるなんて、字を雑に書いていいって認めたってことになりませんか?」

まさに、もっともなご指摘です。

次回は<1日に3分、週に3回>という数についてお答えします。

お楽しみに!