部下のやる気を引き出すためには、対話の時間が大切です。しかし、忙しいという理由でコミュニケーションを取っていなかったり、普段よく話すから社員面談の時間を設けなかったりと、さまざまな会社があります。ここでは、部下とのコミュニケーションとコーチングの手法について見てみましょう。

 

1.まずは忙しくても声かけをすべき

 

毎日の仕事に追われていると、なかなか部下と会話をする時間が捻出できません。管理職に共通する懸念事項です。まとまった時間を作るのは難しいとしても、日々の挨拶や簡単な声掛けから始めてみてはいかがでしょうか。何か問題が起きる前に部下がいつでも報告できるよう、気軽な距離感をキープしておくことは大切です。

 

指示を出す際に、一言質問を投げるようにしても良いでしょう。こちらの言いたいことをぶつけるだけではなく、相手が言葉を発する機会をできるだけ多く作るようにしてください。特定の部下だけでは逆効果です。とにかく、日々すべての部下に一言かけるようにしましょう。一人あたりに費やす時間は少なくてもかまわないので、できるだけ全員に声をかけることが肝心です。どのスタッフとも話し合いをしやすい雰囲気を作ることがコーチングの土台となります。

 

2.勤務外の時間の使い方

 

食事や飲み会など、勤務外の時間も部下の本音を聞き出すことができるチャンスです。これらの時間をフランクな個別面談として活用してみませんか? ただし、部下が嫌がるのに無理に誘うようなことは絶対にやめましょう。勤務外の時間は基本的に部下自身のものです。相手の気持ちや都合を最優先に考えてください。

 

また、上司が奢る場だとしても、説教や自慢話をするのは逆効果です。あくまでも、相手の話の傾聴に徹するようにしなければいけません。まず、「今の職場の問題点について意見を聞きたい」「職場の雰囲気の改善を相談したい」など、部下の意見や考えを聞きたいというスタンスを最初にはっきりと示しましょう。そして、的確な質問を投げることができるかどうかも、上司の腕の見せどころです。部下から見て、上司に誘われたことによる警戒心を解きほぐすようにしてください。

 

3.日常コミュニケーションが取れていても、社員面談の機会は設けるべき

 

毎日の会話の頻度も問題なく、「日常的なコミュニケーションは取れている」と自負している方もいるかもしれません。しかし、日常的にコミュニケーションが取れていても、あらためて社員面談の機会を設定することをおすすめします。面談を設けることで、さらに深く意思の疎通をはかることができるからです。

 

日頃から部下と話をしているように思っていても、実は上司が一方的に話をしているというケースは少なくありません。部下は「言いたいことを言えない」「上司は話を聞いてくれない」「特定のスタッフとばかり話している」など、不安を抱えているかもしれないのです。

 

4.社員面談時にはコーチングスキルを活かして聞くこと

 

社員面談に際しては、相手の話を聞くことが重要です。このときはコーチングスキルを活用しましょう。ただし、コーチングと一口に言ってもさまざまな手法があります。たとえば、目標設定面談や評価面談などでは説明・伝達が中心となりますが、ここでは質問・傾聴をメインとしてください。

 

部下の質問・傾聴に軸足を移した面談は、どうしても時間がかかるというデメリットがあります。しかし、部下の本音を聞き入れ理解を示すことで、モチベーション、信頼感、親密感などをアップさせることができるなど、時間を使ったことに対して余りあるメリットがあるといっても過言ではありません。「聞き逃し」や「聞いたつもり」を未然に防ぐためにも、自己流ではなくすでに確立されているメソッドを使用するのは大事なことです。ぜひ、コーチングメソッドを活用してみてはいかがでしょうか。

 

5.有名コーチに研修を受けよう

社員面談や勤務外の時間など、部下との対話時間をうまく作り、適切なコーチングを行うことが大切であるとお話ししました。しかし、コーチングそのものを十分に理解できていなかったり、知識があっても実践できなかったりと、お悩みの管理職の方も多いと思います。そこで、東京で有名コーチによるコーチング研修を受けたい方は、コーチングサーチCoaching Searchを利用してみてください。

 

コーチングサーチCoaching Searchは、コーチングスクールやコーチング講師の紹介を行っている、基礎からコーチングを学びたい人にも最適のサイトです。対面・電話・スカイプいずれかの方法で、希望するジャンルのコーチングを依頼することができるようになっています。ビジネス専門のコーチも多数登録があるので、参考にしてみてはいかがでしょうか。便利なのは、予算が時間などの条件や状況に応じてその場にあったコーチを選んでくれるところです。正直、どのコーチにお願いしたらいいのかわからないといった場合は、完全にお任せできるのがいいですね。

 

「うちの部署は普段から会話が多い」と思っている管理職の中には、実は自分が話しをするのが好きなだけというタイプも珍しくありません。逆に一見物静かに見えるような上司の下のスタッフほど、日頃から意思疎通が盛んな様子も見られます。会話とは相手の話を聞くことから始まるというのは、つい忘れ去られがちな真実です。しかし、コーチングでも質問・傾聴は最も重要な要素の一つです。コーチングを学ぶことで聞き上手を目指してください。

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